2012年3月28日水曜日

先日の血液検査の結果

ヨーグルトを朝晩食べ、夜は納豆これを約2か月続けたのに、善玉菌(HDLコレステロール)わずかですが、前回より減っていました。

2か月後にまたチャレンジします。今度は夜ヨーグルトにオレゴ糖を加えたものと納豆を食べています。朝は植物性の乳酸菌、つまり漬物を食べています。結果は後日報告します。

納豆のおかげか、悪玉菌(LDLコレステロール)が下がり、コレステロールの値は基準内です。数年前に比べると 全く異なる腸になったとほっとしています。

2012年3月24日土曜日

こまつな(小松菜) 旬の季節:12~3月

アブラナ科の1.2年草。ウグイスナ、フユナ、ユキナとの別名があります。カブとアブラナの仲間の交雑種で、寒さ強いため、かつては冬場の貴重な緑黄色野菜でした。カブが東京の小松川付近に土着し順化したため、この名がつきました。 

カロテン、カルシウム、鉄、ビタミンCを大量に含んでいます。アクはホウレン草より少なく、緑黄色野菜の優等生。カリウム、リン、亜鉛、銅などのミネラルは、他の野菜と比べて豊富に含まれています。 

骨粗鬆症、貧血、ガン予防、カゼ予防、歯槽膿漏予防。カルシウムとビタミンCの栄養素で骨粗鬆症を予防。ビタミンCは粘膜を強化しカゼの予防に効果があります。カロテン含有量はホウレン草並で、ホウレン草と一緒に青汁にするとガン予防に効果的です。鉄分や銅はカルシウムと協力して貧血を防ぎ、カリウムは高血圧に効果的。血液の流れをスムーズにする働きがあるので、歯槽膿漏、肩こり、尿の出が悪くむくみのある人に効果的です。 

小松菜はアクが少ないので下ゆでや水にさらす必要もありません。ビタミンCは加熱すると壊れやすいので、加熱するときは短時間で。カロテンは油と一緒に取ると吸収率が高まります。カルシウムはタンパク質やビタミンDと一緒に取ると吸収率が高まるので、油揚げとの煮びたしは効果的な料理です。新鮮なものは生で食べてもおいしい。 

すぐに使わないときは全体を霧吹きで濡らし、根を下にして保存袋に入れ冷蔵庫の野菜室に入れます。調理する前に根元を冷水につけると、葉にみずみずしさが戻ります。黄色くなりやすいので早めに使い切りましょう。

2012年3月23日金曜日

しゅんぎく(春菊) 旬の季節:11~3月

キク科の一年草。春に花を咲かせ、葉の形が菊の葉の形に似ていることから、春菊と呼ばれています。1500年ごろに、中国経由で日本に渡来し、原産地は地 中海沿岸地。ヨーロッパでは、鑑賞用として栽培されており、食用としているのは、東アジア地域のみ(日本と中国)といわれています。 

特有の香りとビタミン、カルシウム、葉緑素の多いのが特徴で、葉には特有の香りがあります。カロテンが多く、100g中3.4mg含まれている春菊のカロ テンは、ゆでると濃縮されて4.6mgに増え、薬効も増します。カリウムの含有量も多く、ビタミンB群・C、カルシウム、葉緑素を含み、α・ピネンやベン ズアルデヒドなど10種類の成分からなる独特の香りが特徴です。 

カロテンは体内に入ると、ビタミンAに変り、皮膚や粘膜を正常にし、内臓の傷ついた細胞を修復し病気の回復を助けます。また、視力を保ち、美肌効果期待で きます。カリウムは血圧を下げる効果があり、葉緑素は、血液中のコレステロールを減らす働きがあります。独特の香りは、自律神経に作用し、胃腸の働きをよ くするとともに痰を切り咳を鎮めます。肌のトラブル、高血圧、便秘、ガン予防に有効です。 ホウレン草のようにアクはないので、ゆでなくても料理に使えま す。過熱するときは、時間が長いとカロテンやビタミンB群が損なわれ、また、色も悪くなるので、時間は短めに。また、冷水にとって色止めするときに水にさ らしすぎると、ビタミン類が損なわれるので注意。鍋料理のときは、入れたらすぐに取り出しましょう。煮すぎるとアクが出ます。葉と茎は煮える時間が違うの で、別々に調理するなどの工夫が大切です。脂肪の代謝を助けるビタミンB2を多く含んでいるので、肉料理の付け合せに向いています。 

さっと洗い、茎を下にして保存袋に入れ、冷蔵庫の野菜室で保存します。日がたつと黄色くなるので早めに使い切りましょう。茹でたものは冷蔵庫で2~3日は保存可能ですが、それ以上の場合は冷凍保存にします。

紅茶のつぎはコーヒー

「コーヒーと肝がん」

肝臓の調子が悪い人はコーヒーをお奨め。

★肝がんリスクが半減なんて、嬉しい!★

ほとんどコーヒーを飲まない人よりも、日常的に飲む人の方が、肝がんリスクが低いと国立がんセンターが発表しました。目安は一日3~4杯。コーヒーに含まれる抗酸化成分が原因と考えられていますが、今後は肝炎ウイルスに感染した人に効果があるかの検証が期待されています。

紅茶もコーヒーも両方飲まれる人は、体が欲するほうを飲めばよいと思います。

2012年3月20日火曜日

生姜紅茶

免疫力を高める生姜紅茶

★生姜エキスのにじみ出たお茶に黒砂糖を加えて★

花冷えのせいか、まだまだ冷えるこの時期に、体を温め、免疫力を強化する生姜紅茶はいかがでしょうか。

作り方はいたって簡単。切った生姜(乾燥させた生姜)と紅茶に熱い湯を注ぎ、生姜のエキスが十分出たらカップに注ぎ、黒砂糖(または、はちみつ、リンゴ汁)で甘みをつけます。

生姜の香りや辛み成分が健胃や解毒、発がん抑制に力を発揮します。

ビタミンCの過剰摂取は尿路結石を引き起こす

病気で、野菜も果物も食べることができない人は別として、私たちの体が自ずと求めるものを体内に取り入れることが健康維持に重要なことです。野菜不足の状態が続くと無償に野菜が食べたくなる、汗を大量にかくと塩分が欲しくなる、甘いものが無償に食べたくなる、といった症状です。正常な体であればバランスよく機能します。ところが、昨今ブームのサプリメントを過剰に摂取すれば、どうなるでしょう。このバランスは崩れ、弊害が出てきます。

成人の一日に必要なビタミンC所有量は100mg。普通、私たちはこのビタミンCを野菜や果物など食べ物から取っていますが、これをサプリメントで取った としましょう。レモン何十個分のビタミンCが入っている飲み物や錠剤を利用すれば、野菜も果物も食べる必要がありません。取りすぎたってビタミンCは水溶 性だから余計なものは尿として出てしまうから心配ないと多くの人は考えがちです。しかしビタミンCの過剰摂取は尿路結石を引き起こすことが知られていま す。

ビタミンCは水溶性なので、大方は尿として体外に出ますが、気をつけたいのは、ビタミンAやDのような油溶性のビタミン類。油になじみやすいものは蓄積さ れやすく排泄されにくいという性質があります。とくに単品でこれらの栄養素を取り入れると、体内の脂肪の部分や細胞膜に蓄積しあらゆる部分に取り込まれ、 排出されにくいために体内にどんどん溜まっていきます。どんどん溜まったビタミンはどうなるかというと、肝機能を低下させたり、また妊娠中のネズミにビタ ミンAを大量に投与すると胎児に影響の出ることなどが証明されています。

2012年3月1日木曜日

健康のためにはまず腸から

どんなに、栄養価の高い食べ物を食べても腸が健康でなければ、栄養が十分吸収されません。

健康な腸であれば、血液がサラサラになり、栄養が血液を通じて体全体に行き渡ります。

人間の体には、約1.5kgの菌が住みついています。数にすると、なんと100兆個にもなります。これらの菌はご存じのように善玉菌と悪玉菌に分けられます。ビフィズス菌は善玉菌で有名ですね。誰でもヨーグルトを思い浮かべるでしょう。善玉菌が多くなれば、腸は健康になり人間は健康になります。

しかし、中にはヨーグルトは苦手な人もいます。そんな人はおしんこなどの漬物がお勧めです。おしんこには、植物性の乳酸菌が含まれ、腸内に長くとどまります。ヨーグルトなどの動物乳酸菌は常に補給しなければなりませんので、むしろおしんこのほうが効率が良いかもしれません。

以前の日本の朝食は、ご飯、味噌汁、おしんこ、そして「納豆」が定番でした。関西の人は違うかもしれませんが、この納豆がさらに腸を丈夫にする重要な役割を演じています。