2017年1月22日日曜日

毛細血管を再生させて若返る

毛細血管は動脈の1000分の1の細さで、指先のような箇所にも酸素を届けるため全身あらゆる個所にあります。繋げた場合、約10万キロで地球2周半にもなります。

年齢(特に30歳40歳代から急激に減り始めます)とともに減り始めます。特に顔などの皮膚の表面が年齢と共、シミやしわになるのは毛細血管が減少したためです。

老化だけではなく、血糖値やコレステロールが血管にダメージを与える要因もあります。

脳の毛細血管現象は、アルツハイマーや認知症の原因にもなります。肝臓や腎臓にも無数の毛細血管があり、重要な役割をしています。



毛細血管をケアする

体内の血流を高めることが重要です。


  1. 入浴
    シャワーだけで済ます人が多くなりました。10分程度入浴することで血流が増えます。
  2. インターバル速歩
    3分程度の間隔で普通のウォーキング、そして歩幅を広くして速いウォーキングを繰り消します。ふくらはぎに負荷がかかるような運動がよいでしょう。


2017年1月13日金曜日

根菜は皮ごと調理

土の中で育った根菜は、大地のエネルギーを受けて育った野菜です。根っこの野菜には、優れた薬効効果を持っているものが多く、事実、漢方の生薬では、根っこの野菜を乾燥させて作ったものが多いのです。ビタミン、ミネラルが豊富で、同時に食物センイが多く含まれています。

近年、脚光を浴びている食物センイは、消化吸収される成分ではありませんが、胃腸をきれいにし、腸の働きを活発化し、発ガン物質などの有害物質を体外に排出する働きがあります。その働きにより、大腸ガンを予防し、便秘や肌荒れを防いでくれます。

にんじんやごぼうは、皮に近い部分により多くの有効成分を含んでいます。有機栽培の元気な野菜を選び、皮ごと調理し、栄養素を丸ごと取り入れるようにしましょう。


大根と鮭の煮つけ




鮭の赤い色はアスタキサンチンというカロチノイド色素で、体内に吸収されると、ビタミンA効果を発揮します。風邪を退治し、抵抗力を高めてくれます。大根と昆布の食物センイは、便秘に効果的です。

■<材料>(2人分)

大根……400~500グラム
生鮭……2切れ
糸昆布……ひとつかみ
A だし汁(水でもよい)……2カップ
  酒……大さじ3
  しょうゆ……大さじ3
  砂糖……大さじ2


■<作り方>

①大根は皮をむいて、1センチ厚みの輪切りにする。

②鮭は一口大のそぎ切りにする。

③糸昆布はさっと水で洗い、食べやすい長さに切る。

④鍋に大根を入れ、ひたひたの水を注ぎ、10分くらいゆでる。

⑤④に生鮭、糸昆布、Aを入れて煮る。沸騰したら簡単にアクをすくい、中火にして20~30分、煮汁がなくなるまで煮つける。

★クッキング用語

そぎ切り
庖丁で食材を切る時は、普通右から切りますが、そぎ切りの時は左から切ります。庖丁を右に傾けてそのまま切るのがそぎ切り。普通はふぐやひらめのような身の締まった魚を切る時にします。