2015年10月12日月曜日

肝臓の中性脂肪を減少させるレンコン

プロアントシアニジンが多く含まれるレンコンが脂肪肝対策に良いと、先日のテレビで放映されました。

レンコンといえば、私の母方の実家、茨城県行方市を思い出します。霞ケ浦を横断しながら、一面のレンコン畑を見る、なんとなく癒されます。茨城県はレンコン生産量50%で、普段からレンコンを使った料理を食べています。納豆も有名なので、健康食材の宝庫ともいえる県かもしれません。

さて、レンコンについてもう少し捕捉します。

主にデンプンで糖質が15%。食物繊維の宝庫で、ビタミンCも豊富。ビタミンB12(増血ビタミンと呼ばれる)、鉄分、カリウム、亜鉛も含まれています。皮や節に多量のタンニンが含まれており、切ると出る細い糸はムチンです。 

食物繊維は胃腸の働きを高めて便通をよくし、悪玉コレステロールの生成を押さえる働きがあり、ガンや成人病を予防します。タンニンは消炎・止血作用があります。ムチンは胃腸に働きタンパク質や脂肪の消化・吸収をよくし、肝臓にも働いて解毒を促進します。ビタミンC、鉄分、ビタミンB12の作用で、貧血や産後の増血に有効です。 

切り口が変色しやすいので、切ったものから酢水にさらします。鉄鍋は使わず、酢を加えて茹でると白く、さらに歯切れもよくなります。 

新聞紙に包んで通気性をよくして保存します。泥つきのまま保存すると日持ちします。