2012年4月18日水曜日

高血圧の予防 にら、たけのこ

にらとたけのこの卵とじ







利尿作用が高く、高血圧を予防する
たけのこには食物繊維とカリウムが豊富に含まれています。にらのカリウムと一緒に、利尿作用を高め、体内の余分な水分や老廃物を排出して、むくみや高血圧の予防に働きます。必須アミノ酸を含有する卵との食べ合わせは、卵に足りない食物繊維をにらとたけのこが補い、栄養バランスに優れた一品になります。卵黄に含まれるレシチンは健脳作用に優れています。

------------------------------

にら(韮) 旬:3~9月

ユリ科の多年草で、一般には東アジアが原産といわれていますが、日本原産という説もあります。古くから栽培されていた野菜で、『古事記』では「加美良(かみら)」、『万葉集』では「久々美良(くくみら)」と呼ばれていました。ひとつの株から何度でも収穫できることから、にんにくに次ぐスタミナ野菜とされ、別名「起陽草」とも呼ばれています。

成分
カロテン、ビタミンB1、B2、C、Eなどのビタミン類や、鉄分、カリウム、カルシウムなどのミネラル類を豊富に含有。セレンが含まれている。特有なニオイは硫化アリル。

効能
カロテンが皮膚や粘膜を丈夫にし、風邪予防や美肌に有効。カロテンには抗酸化作用があり、ビタミンC、E、セレンの働きと一緒になり、がん予防も期待できる。ビタミンB1は疲労を回復し、硫化アリルの働きによりB1がさらに長く体内に留まるので疲労回復の力が持続しスタミナがつく。