2013年12月31日火曜日

お袋の味の代表格 肉じゃが

じゃがいもとにんじんのカリウムは余分な塩分を体外に排出し、血圧を安定させます。じゃがいものビタミンCは熱に強く、にんじんのカロテンは油と一緒に取ると吸収が高まります。アルカリ性の野菜と酸性の肉を使った相性抜群、栄養価の高い一品です。



■<作り方>

①じゃがいもとにんじんは皮をむいて乱切りにする。じゃがいもは水にさらす。

②たまねぎは切り口を下にして、1センチくらいの半月切りにする。

③鍋にAを入れて煮立て、肉とたまねぎを入れてひと煮立ちさせる。アクが出たらアクを取る。

④③にじゃがいもとにんじんを加え、落としぶたをして、やわらかくなるまで煮込む。
   

★ワンポイント知識!

ジャガイモを水にさらすのは、表面のデンプン質を取るため。さらすと煮汁がにごりません。

★クッキング用語

「落としぶた」
鍋の中にスッポリ落とすふたのこと。煮物を作る時、鍋の口径よりも一回り小さいふたをのせると、煮汁が材料全部に行き渡り、均一に煮える。アルミホイルを鍋の大きさに切って代用もできる。

肉じゃがは日本人の知恵の固まり
健康長寿にかかせない肉ですが、食べすぎると血管が詰まりやすくなります。しかし、食物センイの多い根菜類と一緒に食べると、根菜類が肉に含まれる脂肪やコレステロールをからめとって体外に排出してくれるために、取り過ぎの心配なく食べることができます。肉と根菜の組み合わせは、日本人の知恵が生んだすばらしい食べ物です。

プロセス4点(①じゃがいもは水にさらす。②たまねぎは切り口を下にして、1センチ幅の半月切りにする。③煮立った煮汁に肉とたまねぎを入れて、ひと煮立ちさせる。④じゃがいもとにんじんを加え、落としぶたをする)。

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