2013年11月2日土曜日

がん予防、インフルエンザ予防に乳酸菌

ナチュラルキラー細胞(NK細胞)という言葉を聞いたことがありますか。

がん細胞やインフルエンザ・ウイルスに抵抗するリンパ球、免疫細胞のことで、だれもが、特に腸内に多く持っています。年をとってもNK細胞の数はそれほど変わらないのですが、10代を境に機能が低下してゆきます。高齢者にがんが多いのはがんに対する抵抗が弱くなっているからです。

人の体は約60兆個の細胞から構成され、日々細胞分裂を繰り返していますが、1日当たりコピーエラーが5000個程度発生します。これががん細胞です。これらのがん細胞を撃退するのがNK細胞です。

NK細胞はパーフォリンという物質を発射し、がん細胞の膜を破壊します。がんやインフルエンザに対する予防策としてNK細胞の活用は知っておいたほうがよいでしょう。

NK細胞活性値を上げる方法:

1. ストレスをなくす
ストレス社会ですので、ストレスをなくすと言っても簡単なことではないでしょう。ストレスは免疫力を弱めます。つまり、がん細胞が増殖しやすくなります。そのため、気分転換が必要です。特に、「大笑いする」「映画を見て大泣きする」「カラオケで思い切り歌う」このような行為だけでNK細胞を数日間活性化します。

「しなければならない」と思う行為はストレスになります。真面目な人より、適当な人のほうがストレスが少ないと言えます。もちろん、真面目なことは良いことですが、リラックスしてストレスをためないように気を付けることが肝心です。

2. 食生活
免疫力を高める食材としてはニンニクが有名です。
最近注目されているのが乳酸菌です。ヨーグルト(時にR-1)、キムチ、漬物、納豆、これらの食材は毎日とるようにしましょう。栄養は腸で吸収されますので、腸を丈夫にすることが最優先事項です。


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