2011年12月17日土曜日

食材を組み合わせて調理

ほうれん草の胡麻和え

ほうれん草を調理もせずに食べる人はほとんどいないでしょう。そのまま食べてもカロテンやビタミンC、鉄分が多く、貧血や風邪予防、がん予防に優れていますが、昔ながらの定番「ほうれん草の胡麻和え」にすると、胡麻、醤油、味醂などが組み合わされ、下記のような効果が高まります。

ごまの油脂:ほうれん草のカロテンの吸収を高める。
醤油のアミノ酸: 胃液の分泌を高め、消化力をアップする。
更に、ごまのビタミンEや抗酸化作用の高いセサミンなどがプラスされることによって、ほうれん草だけで食べるよりも、抗がん作用や貧血予防効果が高まり、風邪予防、疲労回復、滋養強壮、老化防止等、薬効がグンと高まります。

食材を組み合わせて調理することによって、栄養素や薬効が単純に1プラス1が2ではなく、3にも4にもなります。料理を作るときに、3つの(あるいは3つ以上の)食材を組み合わせることを習慣づけましょう。効率のよい賢い食べ合わせが自然治癒力を高め、健康な体作りに役立ちます。

サプリメントブームの時代ですが、高額なサプリメントを取るよりも、正しい食材・調理法で正しい食事を取る方が遥かに健康維持に役立ちます。

0 件のコメント:

コメントを投稿