2015年3月6日金曜日

ファイトケミカル トマト

ファイトケミカルは、野菜や果物の苦み、辛み、香り、色素などの成分に含まれ、栄養素というよりも薬効効果に優れ、その数は現在認知されているだけでも1万~1万数千種類あるといわれています。

代表的なものとしてよく知られているのは、トマトやすいかのリコピン、にんにくのアリシン、大豆のイソフラボン、緑黄色野菜のβーカロチン…などでしょう。












トマトには、ビタミンC、カロテン、カリウムを含む緑黄色野菜で、赤い色はカロチノイド系色素のリコピン。リコピンは活性酸素を抑制する働きがあり、ガンを予防する野菜として脚光を浴びています。カロチノイドは加熱しても分解されず、昼夜の温度差の大きい場所で栽培されたものほど、色が鮮やかになります。また、青い内に収穫され追熟されたものより、日光にあたって育ったトマトの方がビタミンCの含有量は豊富です。

生活習慣病のすべてに効果的で、シミやソバカスを予防し美肌を作り、酸味はクエン酸やりんご酸で、疲労物質の乳酸を取り除く働きがあります。



2015年2月15日日曜日

TVで話題の胡桃そしてココナッツオイル

先日TVでココナッツオイルの効能が放映されました。胡桃と同じことがまた起こるのかと直感しました。

案の定、2日後ココナッツオイルは市場から消えました。どこのショップも売り切れです。ダイエット、コレステロール軽減等々、TVは視聴率を稼ぐためか、日本人が敏感に反応する言葉を巧みに使い放送します。

一言で言って大袈裟です。ココナッツオイルは確かに体にやさしい食材ですが、炭水化物を取らなければ誰でもやせます。そもそもTVにやたらに出演する医者は何なんでしょう。医者の仕事しているのでしょうか。私もついつい健康番組を見てしまいますが、最近では彼らを医者と言うよりむしろタレントではと感じてしまいます。

胡桃、ココナッツオイル、炭水化物。取りすぎればどれも害になります。ビタミンもそうです。胃や腸に不具合があるのでしたら、特別な栄養剤が必要かもしれませんが、健常であればバランスの良い食事を心がけることが大切だと思います。

地産地消でないココナッツオイルが果たして日本人の体に適しているのでしょうか。

2015年1月16日金曜日

れんこん(蓮根) 

旬の季節:秋から冬(11~2月)収穫は8月から翌5月

スイレン科の多年草。原産は中国説が有力。日本では、神社仏閣の池や沼の観賞用として栽植されていましたが、『常陸風土記』(713年)に食用したと記されていますが、食用として栽培され出したのは16世紀以降といわれています。品種は在来種と中国種(支那種と備中種)があり、在来種は地下茎が深く生産量が低く、栽培は少ない。支那種は花が白色で地下茎が太く、肉質は厚くて歯切れがよく、備中種は花が桃色で地下茎が太く、肉質に優れ風味がよい。中国種はともに地下茎が浅い位置にあるので、掘りやすく、栽培量が多いです。 

主にデンプンで糖質が15%。食物繊維の宝庫で、ビタミンCも豊富。ビタミンB12(増血ビタミンと呼ばれる)、鉄分、カリウム、亜鉛も含まれています。皮や節に多量のタンニンが含まれており、切ると出る細い糸はムチンです。 

食物繊維は胃腸の働きを高めて便通をよくし、悪玉コレステロールの生成を押さえる働きがあり、ガンや成人病を予防します。タンニンは消炎・止血作用があります。ムチンは胃腸に働きタンパク質や脂肪の消化・吸収をよくし、肝臓にも働いて解毒を促進します。ビタミンC、鉄分、ビタミンB12の作用で、貧血や産後の増血に有効です。 

切り口が変色しやすいので、切ったものから酢水にさらします。鉄鍋は使わず、酢を加えて茹でると白く、さらに歯切れもよくなります。 

新聞紙に包んで通気性をよくして保存します。泥つきのまま保存すると日持ちします。

根菜で薬効  れんこんの梅肉あえ


ビタミンCと食物センイがたっぷりのれんこんを、梅肉であえます。梅干しはクエン酸などの有機酸が多く食欲増進、疲労回復に役立つと同時に、食物センイも豊富。便通を整え、大腸ガンの予防につながる一品です。

■<作り方>

①れんこんは半月の薄切りにし、酢水に放してアクを抜く。

②①のれんこんを酢を入れた熱湯でさっとゆで、ざるにあげて水気をきり、熱い内にみりんを少々振りかけておく。

③梅干しは種を取り、よくたたいてつぶし、みりん少々を加えてとろりとさせる。

④②を③であえる。器に盛り、白ゴマを振り、三つ葉をあしらう。