発熱を伴う病気は無数にあります。
風邪であれば数日で熱は下がります。 熱が数週間下がらない場合はどうでしょう。
ストレスによる発熱
ストレス性の発熱には高熱タイプと微熱タイプ(37℃を少し超える程度)があります。
高熱が出る場合
極度の緊張、例えば、受験、大喧嘩、大切な人に会う、等々。過度のストレスを溜め込むことで、高熱が出ることがあります。ストレスの原因を解消しないと何度でも発熱を繰り返すことがあります。
微熱が続く場合
仕事がスムーズに行えない、介護で疲れ果てている、受験、等々、慢性的なストレスが続くと、37℃台の微熱状態が続くばあいがあります。
ストレスによる熱は、かぜなどによる発熱とは起こりかたが違うため、解熱剤を飲んでも熱は下がりません。ストレスが解消されれば、自然と熱は下がります。
感染(ウイルス)による発熱
不明熱
※病名ではないが、38.3度以上で3週間以上、数度診察しても病名が分からない)
感染症、膠原病(自己免疫疾患)、悪性腫瘍(悪性リンパ腫)などが考えられます。
サルコイドーシス、SLE、ベーチェット(シルクロードに沿った地域に多い原因不明の病気)
きくち病(首のリンパが晴れて発熱。主に若い女性に多い)
感染性心内膜炎
等々
原因がストレスではなく、熱が数週間下がらない場合、専門の総合診療で診察してもらいましょう。
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