2015年11月1日日曜日

食の食べ合わせ

食べ合わせの効能はいろいろあります。

例えば、ほうれん草はそのまま食べてもカロテンやビタミンC、鉄分が多く、貧血やカゼ予防、ガン予防に優れています。

更に、ほうれん草をごま和えにすると、ごま、醤油、みりんなどが組み合わされます。ごまの油脂がほうれん草のカロテンの吸収を高め、さらに醤油のアミノ酸が胃液の分泌を高め、消化力をアップします。ごまのビタミンEや抗酸化作用の高いセサミンなどがプラスされることによって、ほうれん草だけで食べるよりも、抗ガン作用や貧血予防効果が高まり、カゼ予防、疲労回復、滋養強壮、老化防止等、薬効がグンと高まるります。

また、女性に多い胆石ですが、硝酸の多い食材を食べすぎないよう注意が必要ですが、胆石が気になる方は、カルシウムと一緒に食べるとよいでしょう。

ほうれん草のお浸しにかつお節をかける食べ合わせは、昔ながらの食べ方ですが、理にかなっています。一緒に食べることで、小腸で吸収される前にかつお節に含まれるカルシウムとほうれん草のシュウ酸と結合し、硝酸カルシウムとなり体外に排出されるからです。

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